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中日クラウンズ 2012

白佳和(はくよしかず)は「申し訳ない」

自身5度目の最終日、最終組はスタートから連続バーディを奪い、勢いづいた。ここ名古屋には、「お世話になっている人がたくさんいる」と、気合いも十分。
だが、「力不足だった」と、最後はうつむき加減で上がってきた。

グリーンに嫌われる場面も多く、13番では左のバンカーから2メートルのパーセーブが、カップに蹴られた。
「和合の風の読みや、ウェッジコントロールがまだまだ。バーディチャンスにつけられなかった」と、後半は懸命に拾う場面ばかりのまま2打差に沈んで「今週は勝つって言っていたのに。みなさんには本当に申し訳ない!」。

特に現在、闘病中という恩人に「優勝を見せたい」と、並々ならぬ闘志で出ていっただけに、約束を果たせなかった不甲斐なさが募る。
「次は、コカコーラ東海クラシックもあるし、また頑張ります」。
次は名古屋で秋の大一番に、さっそく照準を合わせた白だった。

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