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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2012

コース所属のホストプロ!! 片岡大育(かたおかだいすけ)が9位に浮上

会場の「Kochi黒潮カントリークラブ」の所属プロが、今年最後のチャンスに賭ける。高知県出身。今週は、市内の自宅から車で約1時間の自宅通勤は、地元ファンの声援を受けて3日目にして9位に浮上した。

今季は、“シード選手”として臨むアジアンツアー。
先週の「UBS香港オープン」では、今後の糧となる貴重な経験をした。

3日目に、同じ組で回ったオーストラリアのマーカス・フレーザーは現在、賞金ランキング1位につける選手でもある。
「彼は僕と体格が同じくらい。飛距離も270ヤードくらいと、ほとんど同じ。でも、ショートゲームがむちゃくちゃ上手かったんです。僕も盗む、じゃないけれど。こういうゴルフをしないといけないんだ、と思った。本当に凄い勉強になりました」。

目に焼き付けて、帰ってきた。「今週は、その辺を意識しながら回っている」と、3日目にして早速、海外遠征の成果を出した。

それとこの日は、松山英樹さんと回って「彼はハンパないくらい飛んでる」と、ひそかに驚嘆しながらも、それで力むということはなかった。
所属プロだけに、幸いコースは熟知している。
「ここは絶対に手前から」という攻略のセオリーを貫き、「スコアのことは考えず、1コ1コ確実にバーディを取っていくように心がけた」と、丁寧なゴルフでボギーなしの68をマークした。

現在、賞金ランキングは106位。日本で念願の初シード入りを果たすには、今週は相当な頑張りが必要だ。
「最低3位には入らなくちゃ」。
厳しい条件は承知の上で、ご当地プロが気合いを入れた。
「明日は、最後のチャンス。大勢の方に応援をしていただいているので、頑張りたい」。
地元の期待を力に変える。

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