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The Championship by LEXUS 2010

金成亨(キムヒョンソン)は「もう大丈夫!」

シード1年目の今季は、スタートから暗雲垂れ込めた。3月に、左肩の筋肉破裂を起こした状態で、シーズンに突入。無理してプレーを続けていたら、痛みは首から背中へと、広がっていった。

とうとう、6月の「日本ゴルフツアー選手権 シティバンク カップ 宍戸ヒルズ」で戦線離脱。精密検査を受けたら、とにかく安静が必要だとの診断が下りた。

ツアーを休んでいる間も、せめてクラブくらいは握っていたい気持ちもグっとこらえ、「家でじっとしていました」という。

母国韓国の自宅で3週間、療養した甲斐はあった。

復帰するなり昨年は、あの石川遼と優勝争いを繰り広げた思い出のミズノオープンよみうりクラシックで10位タイ。
そしてこの日は67の5アンダーをマークして、通算6アンダーは首位と2打差の5位タイに浮上した。
「痛みがなくなったらゴルフがさらに楽しくなりました」と、微笑んだ。
「週末もこのまま上を目指します」。
初優勝は時間の問題と言われている選手の一人が絶好のチャンスをうかがっている。

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