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コカ・コーラ東海クラシック 2010

ディフェンディングチャンピオンは15位発進

今年41回目という長い歴史の中で、大会史上初の連覇にむけて、上々のスタートといっていい。石川遼が、イーブンパーは、15位タイで初日のスタートを切った。

昨年は、ピンそばの劇的バーディを奪い、大混戦に終止符を打った18番。この日はラフからの第2打を、池に入れた。
「それほど深くはなかったんですが、芝の抵抗が思ったより強くて。フォローがうまく抜けなかった。あまりフェースのローテーションをしないで打とうと思ったら、逆に開いてつかまりきれなかった」と、17番から連続ボギーを打ったが、それもここ三好では想定内だ。

「難しいコースですし、しょうがないという言い方は使いたくないですけれども、そういう中で18番も、よくボギーでしのげたかな」。

首位との4打差も、悲観するものではない。
「残り54ホールをかけて、この差を縮めてトップに追いつく。そのためにも良いスタートが切れたと思います」と、笑顔もこぼれる。

ホールアウト後の練習も、わずか10球で切り上げた。
「ドライバーは、動かしたいように体が動いてくれるし、特に後半からさらに良くなってきて。課題にしている膝と腰をレベルに上げる。練習場ではそこを、確認すればよいだけでした」と、手応えも十分だ。

「最後の最後に、一番上に立っていれば最高です」。
今年もホストプロとしての責任を、まっとうする構えだ。

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