記事

日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2002

< 今週の顔 >  ・ 「世界の垣根を越えて…」

ヴァレン・タン氏(左)は、今年のマスターズトーナメントで、当機構の山中博史競技運営ディレクター(右)とともに競技委員として参加した。
アジアンPGAのヴァレン・タン氏、特別競技委員として参加
 今年の12月には、沖縄県で日本とアジアPGA共催のゴルフイベントを開催。来年3月には、日本VSアジアのチーム戦「ダイナスティカップ」も開かれる。
 また、日本ツアーでは、アジアPGA出身のトンチャイ・ジェイディ(タイ)や、チャーリー・ウィ(韓国)らがツアープレーヤーとして活躍中。
 さらに今週は、昨年のアジアPGA賞金ランクトップ10以内のタワン・ウィラチャン(タイ、同ランク4位)、サマヌーン・スリロット(タイ、同ランク18位)、ハミー・シン・カハロー(インド、同ランク62位)の3人が、資格を得て参戦。
 逆に日本からは、すし石垣がアジアPGAに挑戦し、昨シーズンの賞金ランキング34位につけている。
 各国ツアーの垣根を越えて、活躍する選手は、ますます、増えつつある。

 この流れは、ツアーを支えるスタッフたちも同じだ。

 今回、特別競技委員としてやってきたヴァレン・タンさんは、アジアンPGA内では、副エグゼクティブの要職につく。
 その活躍はアジア国内にとどまらず、昨年は、全英オープンレフリー、今年はマスターズトーナメントの競技委員として、世界メジャーでの経験も豊富だ。
 世界各国の一流コースを目にしてきたタンさんが、ホウライの森を目にして、感嘆の声をあげた。
 「アジアでも、こんなコースは、見たことがありません!素晴らしい、こんなセッティングを実現されたコースのみなさんには、心から、敬意を申し上げたいですね」

 タンさんは、88年にプロ転向。
 翌年のアジアサーキット(当時)で初優勝を挙げるなど、第一線での活躍を続けてきたが、92年、「スイング改造」を理由に、ツアーを一時、撤退。
 ちょうどそのとき、発足前のアジアンPGAの運営ディレクターのオファーを受けた。
 「もしかしたら、頑張ればもう1年くらい、選手生活を続けられたかもしれないけれど、新しい世界への選択には、後悔していません」
 そのまま、現役を引退して7年。48歳を迎えたいま、アジアンPGAの顔として、世界を飛び回る毎日だ。
 「これまでの経験を、ぜひ今週、役立てたいものです」と今回の競技委員業務について、豊富を語るタンさん。
 日本のスタッフに混じって、ホウライの森を、駆け回っている。

関連記事