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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2026
“初代王者”が1差2位「ご縁を感じる」若原亮太がACNの主催試合で挑む初V
先週のシーズン最終戦を持って、今季は木村太一(きむら・たいち)が年間王者に就いた。⛳木村太一が年間王者に輝く!
本大会主催でもあるACNグループがネーミングライツスポンサーにつき、かつレギュラーツアーに先行する形でポイント制度が導入された昨季の「ACNツアー(チャレンジトーナメント)」で“初代王者”に就いたのが、若原亮太(わかはら・りょうた)である。

「ACNツアーをサポートしていただきながら、レギュラーツアーでもこうして大会を開催してくださる。本当にありがたいな、と思っています」。
2日目を3アンダーの「68」で回り、首位を走る前田光史朗(まえだ・こうしろう)とは1差の2位タイ。
今季は、6月のJGTO主催大会「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」以来となる(2日目5位)トップ5内での決勝進出で、奇しくも、昨年お世話になった主催者に感謝を伝えられることにも「勝手にご縁を感じますね」と、微笑む。
初めてシード選手として挑む今季は、先週まで16試合に出て、10試合で予選敗退。
「ショットは悪くない」。
でも、「パットが入らないんです。ワンピン(約2.5メートル)くらいのをずっと外していて。そこからこう…流れに乗れずにボギーが来て、みたいなゴルフを毎回やって、だいぶ迷走して、いつになったら成長するんだ、と」。
自分を叱咤しながら、3メートル前後のスネイクラインをコツコツ練習。「タッチも、距離感の練習にもなるし、それが徐々に結びついてきた」。
手ごたえを感じていただけに先週、「バンテリン東海クラシック」での今季10回目の予選敗退は、さすがに堪えた。
「めっちゃいいゴルフをして通れなかったから。厳しいな…」。打ちのめされながらも達観した。
上位65人にシードがある現在のポイントランキングは81位。
昨季、ACNツアーですでに経験してきたからこそわかる、ポイント制度の戦い方だ。
「あと残り4試合でシードに残るのはぶっちゃけだいぶ難しいので。そこに固執しないで、ダメならQTに行けばいいだけなんだ、と」。
決して後ろ向きな悟りではない。
「今年、これだけ試合に出させてもらった中で、今この位置にいるってことは、実力が足りないということだし、まだ練習するべきところがたくさんあるんだな、と感じさせてもらえているという…」。
良いほうの開き直りが今日、吉と出た。
この日は、最後9番で、第3打が左のバンカーに足だけ入れるラフからのアプローチとなり、またグリーンに乗せられず、左6メートルのカラーにこぼれた第4打をパターでねじ込み“ガッツパー”。
「大事なパットだとは思ったので。真ん中から入ったときは気持ちよかった。明日に繋がる」。
思わずガッツポーズも飛び出た。

「今週は、楽しむのが一番かな、と思っていたら、こんないいとこにいる。わからないものですね、ゴルフって」。
1差2位での5試合ぶりの決勝ラウンド進出には苦笑いもこぼれた。
岐阜県各務原市の出身だが、いまは大会の地元・兵庫県の神戸市に住まいを構えて、本コースにも車で30分ほど。
オフには、たまに練習ラウンドもさせてもらうといい、「普段は静かなコースが大会になるとトッププロがいっぱいいて…。不思議な感じがしますよね」と、しみじみ笑う。
気持ちはQTに向かっている、とはいえ、一人のプロとして、この位置で初優勝を狙って行かない、という意味ではけっしてない。
「行けたらいいな、と思いますし、多分、みんなここから一気にギアが上って伸ばし合いも激しくなると思うので。ついていけるように頑張ります」。
ACNツアーの“初代王者”として、ACNグループ主催の本大会でも存在感をアピールしたい。













