記事

前澤杯 MAEZAWA CUP 2026

年間王者の若原亮太「何も貢献してない…」前澤さんにも響く活躍を

とにかく貢献したい一心だ。
プロアマ戦に焦がれる若原亮太(わかはら・りょうた)が2日連続の「66」で、3位タイに上がってきた。




「僕はスピン量があるので球も高いほう」。
だから抵抗を受けやすく、風のゴルフも苦手なほうだが、風に備えてセットして来たクラブのおかげで「以前よりは苦労もなく。うまいことハマってくれています」と、賢く攻略。

予選カットのない2日目に、初Vもにらめる位置に浮上してきた。

「この大会で、なんとか結果を出したい」。
ひそかに意気込むのは、開幕前日に10日間にわたって行われるプロアマ戦に次こそ呼んでいただきたいから。

昨年のACNツアーで史上初の年間王者に輝き、初シードを獲得したが、今季レギュラーツアーに昇格したばかりの若原には、プロアマ戦の要請はなかった。

プロアマ戦の売り上げが、本戦の賞金に充当されるのが本大会の大きな特徴だが「僕は何も貢献していない立場。それで優勝争いさせてもらうっていうのは恐縮ですね」。

肩身の狭さを感じている。

本戦前に、クラブハウスで前澤さんにばったり出会って背筋が伸びた。
「ひとことご挨拶しただけですが、お話したらきっと緊張するんだろうと」。

日本でPGAツアーを開催したり、こうして男子ツアーの大会を発足してくださったり、その度量の大きさに触れたのは、学生時代。
当時もたいへん話題になった前澤さんの「お金配り」に若原も応募。

「学生なので、お金もなかったので。やった!と思って」と、いいねをぽちっと。
「この人、本当に凄いな、と…」。
ただただ感心したのを今も覚えている。

「そんな方が主催してくださる大会に、自分も出られるようになるとは思ってもいない。不思議な感じがしています」と、夢見心地で初参戦中。

「今年は出られませんでしたけど。本戦で活躍できれば僕のことを知って、来年のプロアマ戦では僕を指名してくださる方も出てくるかもしれない。頑張りたい」。
役立ちたい一心でV争いに加わった。

今年から、レギュラーツアーもポイント制度に移行されたが、勝てば賞金は4000万円。
尊敬する前澤さんにもおのずと目に留まる。

関連記事