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Baycurrent Classic Presented by LEXUS
ファウラーと夢の同組でダブルパーの「8」 サンヒに何が起きた?
JGTOで戦う韓国の李尚熹(イ・サンヒ)は、前日夜から楽しみにしていた。
「お…、“リッキー”と一緒だ!」。
第3ラウンドはインの10番から、ファウラーとの同組が決まった。翌朝、ワクワクしながらスタートしてすぐ、サンヒは悪夢を見た。
風を読み間違え、左に曲げた10番の2打目は、あれよと15番ホールのほうへ。背の高いもじゃもじゃの草が、ホール間を遮っている場所である。
正規ルートには、一発では脱出不能。いったん11番のティーイングエリアのほうに出すなどするうち、結局ダブルパーの「8」を叩いて、万事休すだ。
でもサンヒは諦めなかった。

今年8月の「Sansan KBCオーガスタ」で、日本ツアー参戦14年目の初Vを達成し、JGTOのポイントランク2位(9月28日時点)の資格で出場が決まった時にコーチと約束したそうだ。
「過ぎたことにはこだわらない。目先の結果に惑わない。8を叩いてもちろん落ち込みましたが、ここから1個1個大切に、と心掛けたら段々持ち直すことができました」と、その後5つのバーディ(1ボギー)でイーブンパーの「71」で上ってくることができた。
せっかくのファウラーとの夢のラウンド。
「10番の8でそれどころではなくなりました」と、満喫できなかったのは無念だったが、きょうから応援に駆け付けた奥様が、たまたま10番ホールを見ていなかったのも、不幸中の幸いだった。
「残念なスタートでしたけど、最後戻ってこられた自分を褒めたい」と、前を向く。

2016年の全英オープン以来、実に10年ぶりに出場を果たしたPGAツアー。
「まずは、JGTOにこのチャンスをいただけたことに感謝しています」と、相変わらず律儀に頭を下げ、「このフィールドに戻ってこられたことで、子どもの頃からの夢だったPGAツアー参戦の目標にむけ、もっと自分を奮い立たせていかなければ、という気持ちになりました」と、サンヒ。
何が起きてもくじけない。ここからまた新たな一歩。
「明日残りの1日も楽しみたいし、後悔はしないように。1打1打を大切に、素晴らしい1日にできればと思います」。
最終日も健闘を誓った。













