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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2025
李尚熹が出場義務試合数をクリア。賞金シードのボーダー線は現状66位に
賞金シード争いの選手たちにとってはこれが最終戦となる。「カシオワールドオープン」が、27日に始まった。
先週の「ダンロップフェニックス」の終了時点では、出場義務試合数に届いていなかった現在賞金ランキング30位の李尚熹(イ・サンヒ)が、この日初日のプレーを持って、同義務試合数をクリア(今季13試合目)。

「賞金ランキングによる来季シード」の対象選手となったため、同・対象外に該当する選手は現状、賞金55位の金成玹(キム・ソンヒョン)のみ。
それにより、「上位65人に付与される賞金シード」のボーダー線は、現時点ではソンヒョンを除いて、賞金66位の藤本佳則(ふじもと・よしのり)までとなる。
ただ本大会の資格がなかった藤本は、第1ラウンドのスタート終了まで、現地ウェイティングの2番目で出場機会をうかがったが順番はおりてこなかった。
5シーズンぶり9回目のシード復活がかかる大事な局面でプレーができないまま、ボーダー線上のせめぎ合いを見つめるしかなくなった。













