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ドラッグストア・コスモスカップ 2026
初の首位発進! “阿部監督”が第二の故郷で自身を鼓舞
37歳の阿部裕樹(あべ・ひろき)が、「第二の故郷」で、プロ17年目にして、自身初の単独首位発進した。

自己ベストを3打も更新する9バーディ、ボギーなしの「61」で回ったこの日は、パット数「22」も、まだ自己ベスト。
「へー!」と自分に感心しながら「凄い入ってました」と、納得した。
右奥から10メートルのフックラインを沈めた17番や、右のエッジから7メートルが入った18番など、「さすがにこれは…」と観念したのもまで次々と決まると「阿部さん、入りすぎですよ」と、ついに隣の木下キャディも失笑した。

「先週の最終日から、昔よかったころにしていたように、打ったあとにどうやって外れたか、わからないくらい顔を残すようにした」。
パット時に強いて頭を残す原点回帰が吉と出た。
開催決定から5か月余りでこぎつけた新規試合は、母校・日大が拠点とするグランフィールズカントリークラブが舞台だが、2年時に日本アマを制すなど、阿部が活躍した時代はまだ練習コースではなく、阿部が卒業後も5年間、寮に残ってつとめたコーチ時代に、学生らと合宿で1、2度まわったきり。
少ない情報を、同コースで研鑽を積んだ後輩の木下キャディの経験で補い、後輩たちを眼下に首位発進した。
「コースは知らないですけど、7年過ごした三島は第二の故郷。応援してくださる方もいますし、喜んで頂けるように頑張りたい」と、熱い思いも後輩たちには負けない。
「監督、たまにはやるじゃん、って思ってもらえるように」。
励みにするのは2015年から、地元栃木県に戻って監督をつとめる母校、佐野日大高校の教え子たちの存在だ。
試合がないときは、毎日、顔を出し、試合が続くときでも「悩んだら、動画を送ってきなさい」と、オンラインで指導。
練習日のきのうも一昨日も、電話でアドバイスを送ったばかりだった。
今週の出場選手にはいないが、卒業生の中には、すでに何人かプロゴルファーとして活躍する子たちもいる。
若い子たちのこわいもの知らずのショットを見てつくづく思い出すのはかつての自分。
「昔は、自分も全ホールでドライバーで行ったりしていた」。
だが年齢を経るにつれ、「怖さが勝ったり、セーフティになったり」と、小さくまとまる自身を反省。
「高校生みたいな思い切りの良さとかを忘れちゃいけない」。
今週、月曜日に日大の和田監督を囲んだ出場選手の中では、37歳の自身がその場の最年長だった。
「やばいよな、歳取ったなと言う感じ」と、苦笑しながら「よく頑張っている」。
レギュラーツアーはもちろん、チャレンジトーナメントのACNツアーでもまだ優勝がなく、20ー21年に獲得した初シードもわずか1年で陥落したまま。
5シーズンぶりの復活にかける自分を自分で褒め、懸命に鼓舞した。













