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日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ 2026
「最後は気合と根性や」24歳・岡田晃平を動かした58歳の言葉
レジェンドの「秒レッスン」でゴルフが一変した。岡田晃平(おかだ・こうへい)が、雨中の初日に7アンダーの「65」をマークした。

日本一を決める舞台はフェアウェイが狭く、ラフが深く、つかまればグリーンを捉えるのは至難のわざだ。
かなりの難条件とは思うが、岡田は「広くて打ちやすい」と言い、この日はティショットで2ホールだけ刻んだが、「なんなら全ホールで行ってもいい」。
先週から0.5インチ丈を縮めて45.5インチにしたドライバーが好調。
「ミート率もスピン量も良くなり自信がある」と、後半6番のパー5(573ヤード)は、残り270ヤードまで飛ばすとスプーンで軽々2オン成功。
右上3メートルのチャンスを沈めてイーグルでのし上がると最後9番は、77ヤードの2打目を60度でちょこんと乗っけて2.5メートルの連続バーディ締め。
それでも「前半もったいないボギーが2個(13と17番)あった。もうちょっと伸ばせた」と、上がってもまだノリノリだった。
高知県の中土佐町出身で、地元の明徳義塾中、高校を経て、東北福祉大学で活動し、2023年の「日本オープン」では初日首位発進するなど、アマのときからプロの試合で活躍したが、まだツアー初Vには届いていない。
そんな岡田に「最後は気持ち」と、水曜日の練習グリーンで声をかけてきたのは、2018年の本大会を含むツアー通算20勝の58歳、谷口徹(たにぐち・とおる)だ。
「カップの壁に当てるつもりで打ってみぃ」と、言われた。
「強い選手は気持ちも強い。最後は気合と根性や。松山(英樹)もそうやろう? 全部勝つ気でやってみぃ」。
岡田の中、高、大の大先輩の名前も挙げてのアドバイスは余計にストンと心に落ちた。
「これからも谷口さんの言葉を大事にしたい。谷口さんにお礼がいいたい」と感謝した。
谷口は、「あんなん1分足らずのアドバイス。秒速ですよ」と照れながらも効果てきめんの好発進には嬉しそうだった。
目下、岡田の目標は、PGAツアーで松山と共に転戦すること。
「早く勝ってアメリカに行きたい」。
5年シードのメジャー戦で大一歩を踏み出したい。
※当初、記事内容に誤りがございました。お詫びして修正いたします。













