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ISPS HANDA Japan-Australasia Championship 2026

首位浮上・岡田晃平がニュージーランドから見据える世界

世界は広くて狭い。
岡田晃平(おかだ・こうへい)は、ニュージーランドでそれを実感している。

大学先輩の松山英樹をゴルフ人生の指針とし、自らも海外での大活躍を夢見る岡田にとっては、PGA of Australia(豪州ツアー)と共同主管の本大会も刺激でいっぱい。


⛳最新スコア


豪州枠で出場している中国のサンプソン・ジョンはそのキャディさんも、地元高知の明徳義塾中時代の同級生だそうだ。

また、ニュージーランドのプロで、長野県出身の「コボリ・カズマ=小堀一磨」の名前も挙げ、「僕と同い年くらいと思います。僕も、今年の年末には、アジアのQTを受けたいし、海外で活躍している人たちを羨ましく思う」。

1月にアジア共催「SMBCシンガポールオープン」が行われた2022年以来4年ぶりに海外が舞台となった今季のJGTO初戦。
「大会を主催していただけて嬉しいですし、今週はいい機会。世界を基準に、僕も行けるときにすっと行けるように」。

24歳はウズウズしている。

今オフ、講習会に参加したエイムポイント(グリーンのラインを読む特殊技術)は、松山も取り入れており、「僕はまだホヤホヤですけど、いい感じでハマっています」。




2年ほど前から出口(いでぐち)コーチに習うメンタルトレーニングも「深く考えず次の1打に集中する。ひと呼吸置いて、次のショットに向かう」と、すっかりルーティン化するなど、世界進出への準備に余念がない。

今週会場のロイヤル・オークランド&グレンジ・ゴルフクラブは、海外への思いを掻き立てるにもうってつけのコースだ。

練習日の月、火曜ほどではないが、本戦に入っても、風が吹かない日はなく、うねるグリーンは一筋縄ではいかないが、この日は、5バーディ(2ボギー)を重ねて入った後半の6番で、残り270ヤードのラフから計算ずくのPWで、ピン横6メートルに乗せて、イーグルを奪ってトップに躍り出た。

日本とは真逆の気候に慣れるため、早めに会場入りしたが、それでも「寒いところから、急に20度くらい暖かいところにきたので、体の動きが全然合わなくて」。
つい、弱音が出そうになるのをぐっとこらえるのは、松山をはじめPGAツアーや、欧州・DPワールドツアーを主戦場にする日本勢の活躍だ。

「アメリカで開幕を迎えた人たちは、日本からそのまま行って、久常(涼)も3週連続で(トップ10に)入ったり、松山さんも活躍している。自分もアジャストしていかなきゃいけない」と、肝に銘じる。

プロ転向から丸2年。
初優勝に届きそうで、まだ届いていない。
プレー後に、PGA of Australia(豪州ツアー)から「初優勝がニュージーランドになりそうですね」とマイクを向けられ、「ここで名前を刻めたらいいかな、と思います」と、即答した。

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