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Baycurrent Classic Presented by LEXUS 2025
松山英樹は首位と8打差も「諦める必要はない」最終日こそ反撃
3日目は1日、雨。
PGAツアーが総距離7351ヤードにセットしたヨコハマは、水の重みでますます長くなった。
松山英樹は難条件にも構わず上昇を開始した。

前半ハーフは、全体で2ホールしか設定がないパー5の4番と6番を含む3つのバーディ。
ボギーフリーで折り返すと、距離の短い13番パー4では、グリーン手前に軽々と運んで楽々バーディを奪った。
「この天候なので、そんなに伸びないだろう、と。あと2つ、3つ獲れれば、チャンスがある位置で終われる」とよぎった14番で、ティショットの大ミスが出た。
508ヤードと距離が長く、右ドッグレッズの最難関パー4で、右に曲げたティショットは右の茂みで見つけられず、暫定球で打っておいた3打目は、左の傾斜の下へ。
4打目は今度、グリーン手前の茂みに飛び込み、5打目もわずかにグリーンに乗らず、6オン1パット。
トリプルボギーで前半の浮上が水の泡に。
「雨の影響というより、自分のスイングがなかなか定まっていない状況で、あそこで6打差というのが見えたので、欲が出てしまいました」と、反省した。

すぐ15番で3.5メートルのバーディは獲ったが、3日目の反撃はそこまでだった。
通算4アンダーの22位タイは、首位のシャウフェレらとは8打差ついた。
「上の人は調子がいいはずなので。チャンスがあるかと言われたら、なかなか厳しいですけど、60台前半を出せたら。天気次第では、諦める必要はない」。
雨の3日目も、誰より多くの声援を味方に前を見た。

※一部修正しました














