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Shinhan Donghae Open 2025
祝24歳・杉浦悠太は「ささやかに」からの盛大な4打差逆転Vへ
アマプロ通算2勝の杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が、7バーディ、2ボギーの「67」で上昇。
初日の56位タイ⇒15位タイ⇒8位タイと、徐々に順位を上げ、最終日にVチャンスを残した。

「きょうはすごいショットがよくて。最初の3ホールは全部2メートルないくらいといういいスタートができた」と、1番から3連続バーディで、ダッシュをかけた。
「でも、たまにとんでもないのが出てしまって、それでボギーが2つ」と、8番と12番の躓きだけは大反省。
「ほんとに大きいミスになったので。その原因だけはつきとめたい」と、プレー後の練習であすまでに究明につとめる。
56位タイのカットライン上からスタートした前日2日目の12日に24歳になった。
「誕生日に予選落ちしなくてよかったです」と、改めて胸をなでおろして「明日は優勝を目標に頑張りたい」。
日大4年の23年に「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマVを飾り、ルーキーの昨年「日本プロ」で通算2勝目を達成した。
きのうはとり急ぎ「ささやかに」誕生日祝いをしてもらったそうだ。
通算10アンダーは、首位の比嘉とは4打差。
韓国で大逆転のアマプロ通算3勝目で改めて、盛大に祝ってもらう。
◆Shinhan Donghae Open
大会としては今年41回目。2019年から韓国とアジアと日本の3ツアー共催としてスタートしてから5回目。
各ツアーから上位約40人ずつが集まり、しのぎを削る。
コロナ禍で韓国ツアーの単独開催となった20、21年大会を除いて、過去4回のうち、唯一日本開催(奈良県・KOMACC)となった22年は、比嘉一貴(ひが・かずき)が優勝。その年、賞金王の大きな契機とした。
韓国のクラブ72カントリークラブで行われた昨年大会は、平田憲聖(ひらた・けんせい)が、前週の「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝を達成。帰国後に「パナソニックオープン」でも勝ち、9月の月間3勝で盛り上げた。
今年は、韓国仁川のジャック・ニクラウスゴルフクラブコリアが舞台。周囲に高層ビルを眺めるリンクスコースは、2015年のプレジデンツカップや、欧州・DPワールドツアーの開催コースにも選定されている。














