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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2025

杉浦悠太が3打リードで首位キープ

杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が、さらにリードを広げる通算13アンダーで、単独トップを守った。




3日目を2打差で出て、首位を明け渡す場面はなかったが、距離の長い1番のパー4など、難しいホールが続く前半9ホールはバーディ1個。
7番では8メートルに2オンしながら、イーグルトライを1メートルもオーバー。せっかくのチャンスが3パット・パーとなるなど忸怩たる展開。

「なかなかチャンスも少なかったですが、ボギーを打たずに来られたのはよかった」。

我慢強く好機を待ち続けて14番でOKバーディ。
17番ではきわどいパーセーブも決めると、最後18番でスーパープレーが出た。

残り260ヤードからグリーンを狙った2打目は、あえて番手の大きな3Wで加減して、なおかつ「フェードを打ったら止まりやすい」と、計算ずくの1打はピン奥2メートルに2オン。
「完璧でした」。
イーグル締めで、3打とさらに差を広げて単独首位キープ。
「ビッグスコアというよりも、1位で最終日を迎えられるようにしたいな、と思っていました」と、ゲーム運びも計算ずくだ。
「明日は緊張すると思いますけど、リードがある方が有利なのは間違いない」。

史上7人目のアマVを飾った一昨年の「ダンロップフェニックス」と、プロ初Vを飾った昨年の「日本プロ」に続くアマプロ通算3勝目がかかる。


「ピンも振ってあるので、初日からセンターセンターという安全なゴルフができている。明日もなるべくストレスがかからないゴルフを」。
先月、テキサスで参加したPGAツアーの1次予選を5位通過。来月の2次予選は、さらに自信をつけて行く。

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