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住地ゴルフチャレンジトーナメント 2025
馴染み始めたプロの水。輝きを取り戻しつつある福住修が首位タイの好発進!
ルーキーイヤーでの初優勝が期待される福住修。昨年のクオリファイングトーナメントにファーストから挑戦しファイナルに進出。41位の成績を残し、今年からプロとして新たなスタートを切っている。
「今日はショットがまとまってくれていたので、長いパットが少なくて距離感も合わせやすかったのがこのスコアに繋がったのかなと思います」。
福住は専修大学4年時に出場した『太平洋クラブチャレンジ』で優勝争いを演じて3位タイに入っており、プロで戦えるポテンシャルを早々に証明していた。ただ、いざプロデビューしてみると、学生時代のようにはいかなかった。
「プロの先輩方と回っていて、自分では感じてはいないような部分での焦りだったり、空気感の違いだったりを感じていたと思います。それに成績も出ていなかったので、そんな中でスコアを出すことは難しかったですね」。
もちろん場数を踏んで慣れることでしか解消できないことはある。時間がそれを解決してくれるとも言えるが、福住は積極的にコミュニケーションを取ったり、先輩を含めた他の選手のプレーをよく見たりして、自分に落とし込めるものを取り入れていった。
慣れるのを待つのではなく意図的に務めることで、徐々に上手くできない理由がわかってきた。
「いろんな人のプレーをしっかり見てプレーするようにしてから、今まで自分ができていたことができなくなった理由がわかるようになって。今週も2日前にショットで掴んだものがあったんですが、昨日の練習ラウンドでそれが確固たるものに感じられたので、今日も落ち着いてプレーすれば大丈夫という気持ちでやれました」。
福住らしい鋭いスイングが戻ってきた。元々アグレッシブなスタイルが持ち味なだけに、今週のような伸ばし合いは望むところ。バーディ量産に入るかもしれない。















