生源寺龍憲（しょうげんじ・たつのり）は、先月の選手会主催大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」で今季2勝目を飾ったその足で、アジアンツアーに出場。モロッコに飛んだ。
「42、3℃はありました」。
過酷な条件下でも予選をクリア。4日間を戦い抜いた。

帰国して、たっぷりと3週間のオフは、今林トレーナーの指導のもと、昨年から拠点にする福岡市内でトレーニングに明け暮れ、近くの奈多ビーチの砂浜を何往復も全力ダッシュ。
「暑いは暑いですけど、わー、もうぶっ倒れそう…みたいな感じではないです」と、免疫はついている。

石川県で、ゴルフをするのは初めて。
「グリーンの状態も良いですし、距離もそこそこありますし、ティーショットもドッ
グレッグがあるのでフェアウェイにしっかり打っていかないといけないですし楽
しい。20アンダーくらいは行くのかな」と伸ばし合いを予測する。

「コースまで、海沿いを走るのも気持ちよいし、海鮮も美味しくて」。
能登を満喫している。

チャリティを目的に発足した新規開催。

開幕直前に2日をかけて行われた男女ペアのチャリティマッチは、だいぶ前から出場選手が決定しており、開幕戦でツアー初優勝を飾るなど今季ブレイクしたばかりの生源寺は出場メンバーには入らなかったが、「震災があって、大変な思いをされた方もたくさんいらっしゃると思うので。少しでもそういう方々に元気な姿を届けたい。僕は本戦で頑張ります」。
賞金1位は木曜日からの健闘を誓った。

• 生源寺 龍憲