先週の『LANDIC CHALLENGE 12』で最終日を首位タイでむかえたものの、２オーバー74と崩れてしまい初優勝を逃した蛭川隆。

「伸ばし合いになることはわかっていたし、緊張とかは特になかったですね。スコアを伸ばすことはできませんでしたが、自分がやりたいことはやりきれたと思っています」。

蛭川は自身初と言ってもいいくらいの大幅なスイング改造に取り組んでおり、もちろん優勝は狙いつつも、自分がやるべきことをやり切ることを重きにおいていた。それを優勝争いの中でできたことは、１段階も２段階もスイング改造の完成に近づけたことは間違いない。

そんな蛭川を今週キャディとしてサポートするのが、地元鹿児島出身で同級生の緒方孔哉さんだ。緒方さんは蛭川と同郷で大学でもゴルフ部に所属。卒業後はプロの道は諦めて社会人ゴルファーとして競技にも出場しており、2022年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権では４位タイの成績をおさめている。

明日の大会１日目の組み合わせは片岡大育と小鯛竜也と同組。２人にとって学生時代にシード選手として活躍していた２選手との同組は緊張半分、楽しみ半分な心境になるだろうが、心強いパートナーと共に先週の雪辱を晴らしたい。

• 蛭川 隆