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中日クラウンズ 2025
上がり4ホールで初Vを逃した岡田晃平「悔しいと言えるレベルに達していない」
岡田晃平(おかだ・こうへい)は、プロ3季目の初優勝を逃した。

3人タイの首位で出て前半3つのバーディで、単独首位ターン。
後半9ホールは、浅地と並走しながら大混戦をリードしたが、ティショットを右の林に入れた15番のパー5が明暗となった。
脱出を試みた2打目が目の前の木に当たるなど、4オン2パットのボギーで1打リードを許すと、17、18番は連続ボギーの幕切れ。
残り4ホールで3つも落として、2打差の4位に後退した。
「相当、悔しいは悔しい」。
それでも、岡田は勝利に感泣する浅地を笑顔で称え、表彰式で贈られた25歳以下のプロ最上位者「ミック ヤングジェネレーション賞(100万円)」に感謝。

スポンサーや関係者に丁寧に礼を述べ、クラブハウスに引き上げてきた。
中継局CBCや、報道陣のインタビューにも潔く、「悔しいですけどこれが今の自分の実力。とにかくへたくそなんで。悔しいといえるレベルにも達していない。きょうを反省にまた練習することしか頭にない」と、まっすぐに答えた。
自身初の最終日最終組に挑む前夜は、メンタルコーチの出口氏が送ってくれた実業家・孫正義氏の動画を見て気持ちを高めて「そこまでプレッシャーは感じてはいなかった」という。
「ボギー3つも、いつもならダブルボギーになっていたシチュエーションで、悪い中でも最小限で済ませることはできたのかな」と、成長を実感できた部分も。
「浅地プロも小西プロも、いろいろなプレースタイルがあって、どんなゴルフをするのか。勉強になりましたし最終組でしか学べないものもあったと思う」と、得たものも大きかった。
「マネジメントは100%くらいあっていた」と、今週、タッグを組んだ吉川キャディの手腕を改めて確信すると同時に、「これで勝てていないということは、自分が言われたところに打てていない、ということ。練習しかない」と、改めて肝に銘じ、「また次の機会に優勝して大会に戻ってきたい」。
雪辱を誓った。














