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<パリ五輪>松山英樹「4日目終わったときに幸せを感じられるように」悲願のメダルへあと2日
1打差の単独トップで入った第2ラウンドの最後はダブルボギーになった。
松山は、「苦しい終わり方になってしまいましたが、2日目でよかったなという感じ。3日目に向けて気持ちを入れ替えろ、ということかな、と思います」と、結果を受け止めた。

難易度の高い18番。
ティショットは、右の傾斜の深いラフのくぼみにすっぽり入った。
どうにか前のラフには出せたが、次の第3打の115ヤードのショットは「左サイドに安全にいこうと思って打ったんですけど、思ったよりも風に影響された」と、池に入った。
乗せるまで5打かかったが、約5メートルのダブルボギーパットは沈めた。
前回覇者のシャウフェレ(米)や、フリートウッド(英)と並ぶ結果にはなったが、約7メートルを沈めた11番や、16番ではチップイン。
7つのバーディで築いてきた首位は守った。
「まだ半分しか終わっていない。でも半分終わってよい位置にいるのは確かなので、残り2日いいプレーができるように」。
悲願のメダル獲りへ引き締まる。
4位で逃した前回の東京。
「2度目のオリンピックをとても楽しんでいますけど、プレーをしている間はいつも通りに集中して、考えている中で、苦しい時間もいい時間も両方ある」と、心境を明かし、「4日目終わったときに幸せを感じられるように頑張りたい」。
最終日の表彰台を、常に頭にプレーしている。














