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三井住友VISA太平洋マスターズ 2023

初日25位の石川遼がアンバサダーのつとめ「キャッチボールはあっていい」

石川遼は、首位と3差の1アンダー。「内容は悪くなかった」と、25位タイで初日を終えると、インカムをつけてすぐ練習場へ。



本戦としては、連覇と大会最多の4勝目がかかると共に、今年6月から主催の三井住友カードと契約を結びアンバサダーに就任。

この日は、ギャラリーのみなさんとの一問一答で進めるゴルフクリニックで、盛り上げ役としての務めを果たした。


「スイング中の右ヒジの位置や使い方は?」とか、「上からたたくように打てとよく言われるけど実際には?」などなど、高度な質問の数々に「みなさん、本格的ですね」と、びっくりしながら丁寧に説明を重ねた。


予定時間の30分もとっくに過ぎて、そろそろお開きという頃に、挙手をしたのは聞きなれた声。

「明日、もしくは明後日に久しぶりのラウンドです。何を練習したらいいですか?」などと質問したのは、プロゴルファーの中西直人。



「練習し過ぎてギックリ腰にならないように、注意した方が良いですね」などと、石川も大まじめに答えて爆笑をさらった。


先輩プロの協力もあり、まずは初日のイベントも大盛況で終了。

「凄い楽しかったですし、僕が打ってるのを見るだけというのはみなさんけっこうあると思うんですけど、どうやって打って、どう考えてるかっていうことを、お客さんと直接キャッチボールするのはほぼ無いので。これからもあっていいな、と思いました」と、宣伝大使としても大満足の1日になった。

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