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ハナ銀行 インビテーショナル 2023

1グラムの痛恨を半インチで払拭。池村寛世「こいつのせいだ!」雪辱のV争いへ(LIVE中継中です)

プロ11年目の池村寛世(いけむら・ともよ)が1グラムの悔恨から復活。
首位と4打差の通算9アンダー、5位タイから、決勝ラウンドを出る。


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連覇によるツアー通算3勝目を狙った先週の「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」は、通算6オーバーの116位と、箸にもかからず予選敗退した。


優勝スコアが通算29アンダーまで行った伸ばし合いで、初日に取り返しのつかない痛恨の「80」は、朝ドライバーに貼りつけて行った鉛わずか1グラムが原因だった。


前週の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で「左に行くミスが多かった」と、反省した池村は「先を重くすれば行かないかな?」と、スタート前にフェースの先っぽ部分に装着。


「そしたら今度は右にしか行かなくなった」と、いきなり1番のパー5で+4の「9」を叩くと、7番ではトリプルボギーの+3。
ほか4ボギーの大叩きに対して、バーディは3つにとどまり制御不能の8オーバー。


「こいつのせいだ」と、1グラムの鉛をにらみつけたのはプレー後。
「こうしてやる・・・!」といまいましくむしり取り、きれいさっぱり2日目の挽回を狙ったが、予選カットには遠く及ばなかった。


出直しの今週は、ドライバーのシャフトを半インチほど短くして45インチで対応。
「それでまだなんとかなっている」と、今度はV争いにこぎ着けた。


今週のコースは、7625ヤードのパー73に設定され、上がりの17、18番ほかパー5のホールが5つも。

ツアー屈指の飛ばし屋で、2打目以降に1Wを使う直ドラを得意とする池村にとって「そこはいい部分。今週のコースは飛んでキャリーが出ないとダメだなと思うので」。
韓日の初共同開催は、先週の雪辱にもうってつけの舞台だ。

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