記事

Masters Tournament

比嘉「なんて贅沢な時間」マスターズでの松山との初ラウンドに

今季メジャー第1戦「マスターズトーナメント」が6日に開幕する。

一昨年覇者の松山英樹に加えて、日本勢として、比嘉一貴(ひが・かずき)が初出場を果たす。

練習ラウンドからすでに本戦並みの大観衆を集めるオーガスタ。
「こんなに入ると思っていなかった」と、目を丸くしながら夢舞台の攻略に懸命だ。


前日の9ホールに続いて、4日火曜日の18ホールは、前半アウトの9ホールを松山とプレー。

「ここにボールが行くからここから打って方がいいとか。自分が想定しきれないようなことを教えてくれました。こちらから聞く暇もないくらい。なんて贅沢な時間を過ごしたんだろう」と、偉大な大学先輩には感謝しかない。


先月末に日本を発ち、松山と合流してから3週間ほど経つが、「松山さんのメンタルの強さ、対応力、また分析力が凄い」と、改めてうなるばかりだ。


昨季の賞金王に輝くなど、日本ツアーでの活躍が認められ、特別招待を受けた。
「呼んでいただいて、ありがたい。。テレビに映るところで活躍できたらいい。100%の力が出せるように」。
目標を見据えて松山の助言に聞き入った。


比嘉と、前日に会場入りしてからの初ラウンドをこなした松山は、「自分が思っていることを伝えました。変わっているところは変わっていると思いますけど、大体は一緒なので」。
10年連続12度目の舞台で、歴代覇者の風格を漂わす。

2週前の「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」の3日目に首痛のため棄権をしたが、「今週は元気よく来れたんで、良かった」と、安堵していた。

関連記事