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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2019

そっくりさん?!小鯛竜也が「遼くんがいるかのように頑張る」

初日、2日の予選ラウンドで、13年覇者の池田勇太と前年覇者の木下裕太”のWユータ”に挟まれスタートするのが一昨年の覇者。
小鯛竜也は17歳の07年からプロ入り10年目の2017年に、この大会でツアー初優勝を飾った。

「このコースに来れば、気持ちがたかぶる。いいイメージで、ゴルフが出来そうな気がしてくる」。
思い出の舞台で、自然と2勝目の思いが強くなる。

なりきりV2にも、その気だ。
ひとつ下だが、その年のオフ合宿を共にし、ツアー初V時の良き模範ともなった石川遼。
「よく間違われる」。
小さく端正な顔立ちに、さらりとスタイリッシュな出で立ちは、確かに似ていなくもない。

今年、韓国で行われた新規開催の「Shinhan Donghae Open」の際にも同じ組で回った韓国選手からも、しきりに言われた。
そしてなんと日本ツアーでは、熱心なはずのファンからも。
特に9月の試合では、やたらとサインを求められたといい、「ちゃんと時間確認してぇ〜。遼くんやったら、もっと取り巻きおるしー。こんなフリーな感じで歩いてへんし…」。
大阪府出身。ラフな関西弁で、そうツッコミたいところをぐっとこらえて「間違ってますよ」。

やんわりと訂正するようにしているが「今度は間違えられても無視して、遼くんのイメージ悪くしとこかな」。
先日、冗談で石川本人に言ったら「やめてくださいよ〜!!」と、慌てていた。
「”やめてくださいよ〜”って言われても……。俺、遼くんちゃうしぃ〜」。
そんな笑い話で盛り上がったが、今週はそんな心配もご無用かも。
そもそも、石川が出ていない。
中国上海で行われる世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」と日程が重なり留守。
まさか、それでも間違えられることはなさそうだが、ホンモノがいない間に今週は、何をする?!
「遼くんがいるかのように、頑張ります」。
石川になりかわり、颯爽と2年越しの大会2勝目をキメたい。

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