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契約プロたちが躍動!!(全米オープン)

次週は福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで開かれる「ダンロップ・スリクソン福島オープン」を直前に、今週は同大会のホストプロたちが大舞台に立つ。

参加する日本勢は現在、世界ランク10位の松山英樹を筆頭に、小平智のほかはいずれもスリクソンの契約プロ。4人中3人という占有率だ。

今週、全米オープンの開催週になって滑り込んだ星野陸也。そして、秋吉翔太はいま破竹の27歳。
先月、兵庫県で行われた最終地区予選でメジャーの初切符を手に入れると、その週、行われた全英オープン日本予選の「ミズノオープン」でツアー初優勝を飾った。
1週間でいっぺんに2枚のチケットを得るという快挙のおまけ付きで沸かせた。

昨年は、大事なホスト試合で6位に。初シードへの大きな足がかりとした。
今年はその前週に、大きく成長した姿を見せるチャンスだ。

現地での目標は「活躍して知名度を上げること」。
ボールやキャディバッグに、地元熊本のゆるキャラのイラストを入れて「見てもらえれば分かると思うけど、僕もちょっと似ている。“くまモン”って呼んでもらって構いません!」。
世界の大舞台での活躍で、震災からの復興に励む地元への注目も集めたい。
「自分の活躍で、見に来てくれる人も増えればいいなあと思っている」。
男子ゴルフの牽引役にもなりたい。

ライバル(?!)は後輩のホストプロ。
「そりゃ、松山に勝ちたいです」。
秋吉の奥様が、松山と同級生というご縁で、かねてより自身も親交が深い。
再会の地が、世界屈指の舞台というのも誇らしい。

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