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松山は「76」通算3オーバーに後退(全米オープン2日目)

©USGA
初日に2アンダーの5位タイにつけた松山英樹は一転、予選通過を意識する第2ラウンドとなった。「思うようなショット、パットが打てなかった」と、最初の4ホールで一気に窮地に落ちた。

インスタートの10番で、2打目を奥のラフに打ち込んだ。そこから4打も要した。ダブルボギーを叩くと、第1打を左に曲げた11番ではボギー。

さらに12番はラフからの3打目が届かず、手前からパターを握った4打目から”3パット”。再びダブルボギーとした。
13番は、約1メートルのパーパットを外してここまで6オーバー。通算スコアは4オーバーで、一時は80位台まで順位を下げた。

大波乱の立ち上がりから、挽回につとめた。
14、18番のバーディで取り返したが、「なんとか持ち直そうというところで、ミスが続いた」と、後半はこらえるゴルフが続いた。

「最後の3ホールくらいで、そういえば、カットが気になるな、と。最後2ホール取れればよかったんですけど」。
8番、9番で立て続けのチャンスは決まらなかったが、後半アウトはボギーひとつにとどめた。

通算3オーバーで、堪えて上がった時点では、予選通過には1打足りない暫定61位だったが、午後からの組はまだスタートしたばかり。
「明日も、多分できると思う。(首位と)8打差か、9打差か分からないけど昨日みたいに良いプレーができればまだチャンスある」と、あきらめずに調整を続ける。

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