記事

日本オープンゴルフ選手権 2016

松山の後輩! 比嘉一貴さんがローアマを獲得

松山英樹が「将来、今の自分の立場になってくれれば嬉しい」と、大いなる期待を寄せた。今年、81回目にローアマに輝いたのは、松山の後輩。東北福祉大3年生の比嘉一貴さんが、松山とともに表彰式に臨んだ。

日本ゴルフ協会(JGA)主催のオープン競技は、まずアマチュアから表彰を受けるのがならわしだ。偉大な先輩より先に、前に進み出た。
松山に冷やかされながら、栄光のボビージョーンズ杯を授かった。

今大会は5度目の挑戦で、悲願のタイトルだった。
12年と14年の日本アマでは2位。アマ界の“日本”と名のつくタイトルを、ことごとく逃し続けて「日本オープンこそは、と」。

尊敬する人は、同郷の世界チャンピオン。「具志堅用高さん。沖縄から出て、世界王者で居続けた。ゴルフを知らない人でもウッズを知っているように、ボクシングを知らない僕でも知っている。圧倒的力を持っている」とひょうひょうと語る21歳は、もちろん大学の先輩のことも尊敬してやまず、「松山さんにも今年は絶対に獲れ、と」。

そのために今週の練習日には、アダム・スコットとの練習ラウンドさえお膳立てしてくれた先輩には、感謝の気持ちを禁じ得ない。
「期待してくれてのことだと思うので。松山さんを喜ばせることが出来て良かった」。

今週、比嘉さんにはもうひとつ大きな目標があって、「松山さんに1日でも勝つということ。それが、出来なかったのは消化不良ですけど、それはまた次の機会に」と、大先輩に宣戦布告の大胆さで「松山さんに続いてアマチュアで、プロのツアーで優勝したい」。
初タイトルに弾みをつけて、身長158センチの体にさらに大きな夢を詰め込んだ。

関連記事