記事

JGTO Novil FINAL 2019

ホームコースで意地を見せた北川祐生がギリギリ滑り込み

今週の開催コースである取手国際ゴルフ倶楽部所属の北川祐生。
「ホームコースなだけに逆にやりにくいんです」と話していた北川だが、2日間通算7アンダーで12位タイに入り、賞金ランキングで21位に入った。上位20名が来季のツアートーナメントの出場権を得るわけだが、同ランク14位のS・ビンセントがツアートーナメントでのシード権をほぼ手中に収めているため、21位の北川の繰り上がりが確定した。
「ホームコースですごく緊張していましたが、たくさん応援に来ていただいて、それが力になりました」。

2日目の最終ホールで北川はイーグルを奪っている。結果的にそれが大きかった。
「昨日のスタート時点で明日は最悪無いかもしれないので絶対に15位以内に入らないと思っていました。先週終わった時点で22位だったので、初日が終わった段階で20位前後の選手の順位を見ながら頑張らないとと思っていました。2日目は前半も後半も短いのを外していたんですけど、最後にバーディが獲れれば15位に入れるかなと思っていたらイーグルがきて。結局、あれがバーディだったらダメだったので、大きかったですね」。

実は今シーズンは序盤から左足を痛めた状態で戦っていた北川。このあとのクオリファイングトーナメントにいくかどうかはまだ決めかねているが、とりあえず来季の出場権を得たことで治療に専念できる状況になった事は何よりも大きい。このオフに完治させて来シーズンはツアートーナメントでの活躍を期待したい。

関連記事