記事

「ニトリ エキシビジョンゴルフ」大会初日は混戦の幕開け!

大会初日は1日中小雨が降ったり止んだり。さらに気温もかなり低くなり、スコアを伸ばしにくいコンディションとなった。そんな中、好スタートを切ったのは5アンダー67をマークした小鯛竜也と市原弘大の2人。1打差の4アダンーの3位タイには池田勇太、石川遼、香妻陣一朗ら5人がつける混戦模様となっている。

首位タイのひとり小鯛はこの日は4連続を含む7バーディ、2ボギーという内容。先週の「ダンロップフェニックス」の最終日に63をマークしたことで、いい流れで今週の試合に入れているとのこと。
「今日はパッティングがよく決まりましたね。全体的にはまずまず良いゴルフだったと思います」。
今シーズンは新型コロナウイルスの影響で行われるはずだった試合が開催されずに小鯛自身も苦しんだ。ただ、逆に時間があったことでスイングの修正など、今までできなかったことに関してはじっくり取り組むことはできた。その結果、飛距離面のアップにも成功したとのことだ。しかし、大事なのは試合でその感覚を試し、本当の意味で身につけること。試合でしかつかめない感覚があり、試合観というものは試合をすることでしか維持することができない。そういう意味で今週のように戦う場を与えてくれることに小鯛自身も感謝に気持ちを強く持っている。
「今年のように試合が減っている状況の中で開催していただけることは本当にありがたいことです。ゆくゆくツアー競技につながるようなことになれば嬉しいですし、そこに向かってぼくらはいかに試合を盛り上げるかを意識してプレーしています。明日も今日以上のプレーができればと思います」。
明日の最終日は気温も上がり、天候も良くなる予報。スコアの伸ばし合いになることが予想されるが、小鯛にとってもそういう展開でこそ真価を確認できるはず。小鯛がいかに試合を盛り上げてくれるか注目したい。

関連記事