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なりたてホヤホヤ。稲森佑貴は初のホスト試合で7位タイ

©JGTOimages
自身2年ぶり2度目の優勝を、2週前の「日本オープン」で飾った稲森佑貴は今週、初のホスト試合を通算9アンダーの7位タイで終えた。

コロナ禍初の有観客試合で、最終日は1808人のギャラリーを集めた。最終ホールをバーディで締めくくり、「ひとつでも順位を上げたかったので良かったです」。
久しぶりの歓声にも気持ちよく応えた。

先週の金曜日に、大会主催のISPSから突如、所属プロのオファーを受けて、とんとん拍子で決まったばかりのなりたてホヤホヤ。
所属のロゴワッペンも開幕前夜、宿で借りたアイロンで、自ら貼り付ける急ごしらえだった。
「急なお話で、実感がわかない」と、初日こそホストプロの自覚もまだ薄かったが毎朝、スタートコールで紹介を受けるにつれて「身が引き締まる思い。ISPSを、しょっているという」。

来月は「三井住友VISA太平洋マスターズ」と「ダンロップフェニックス」で、男子ゴルフは今季初の2週連戦を迎える。
「どちらも好きなコースなので、優勝目指して頑張りたい。ご期待に応えて、ツアーを盛り上げていければ」。
このまま息もつかない活躍で、看板プロの名を上げる。

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