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松山英樹は5位(全米プロ最終日)

悔しさが溢れ出た。松山が泣いていた。芝の上に座り込み、白いタオルで顔を覆った。
最終日は最終組のひとつ前。目の前のトーマスに負けた。今季メジャー最終戦でも初のタイトルをつかみ損ねた。

一度は、勝機を掴んだ。6番、7番で、連続バーディを奪って首位を捕らえた。単独首位に躍り出た。
10番では長いバーディパットを沈めた。

しかし、その直後は11番からの3連続ボギーで、再び自ら混戦に足を入れた。
トーマスに隙を与えた。13番ではトーマスがチップイン。3差がついた。

15番の連続バーディで、ガッツポーズを握っても、グリーン奥のラフに入れた16番でまたボギーを打ち2打差で迎えた最終18番も、ティショットが左へ。
流れる川に入れた。目の前のトーマスにまた負けた。
トーマスに初タイトルを献上して、今年のメジャーの全日程は終了した。

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