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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2011

兼本貴司は「まだまだ、こわいこわい」

この日初日はボギーなしの64というスコアが、本人には信じられない。以前から感じていたという「スイングのずれ」は前日水曜日に丸山大輔に、見てもらったばかりだった。

「少しインサイドから下りすぎていた」と、調整を始めたばかりだった。
師匠と慕う中嶋常幸にも以前から指摘されていた部分。
「おかげで今日は大きな曲がりもなく、まずまずフェアウェイキープ出来ていた」。とはいえ、けっして自信満々では挑めない。

「今日はこわいこわい、という感じでゴルフをしていた」と、苦笑する。

パッティングも、火曜日に3時間も集中レッスンに取り組んだにもかかわらず、今朝はスタート前の練習で、また新たな「ずれ」を見付けたばかり。
グリーン上でも探りながらのラウンドに、「本当に、今日は8アンダー出ちゃったのかな、という感じで」。
本人に、手応えや確信はほとんどないようだが、首位とは1打差の単独2位発進にも「まだまだ、こわいこわい」と、石橋を叩いて歩く。

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