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一生で一度きり! 松山英樹は最優秀新人賞に

12月9日にパレスホテル東京で行われたジャパンゴルフツアー表彰式で、「最優秀新人賞 島田トロフィ」のプレゼンターをつとめた倉本昌弘は、1981年のデビュー年に年間4勝を達成した“元祖”ポパイ。松山がカシオワールドオープンで、自分の記録に並んだことを知った倉本は、悔しがるどころかむしろ「遅すぎるよ!」。

自身が記録を樹立してから、早32年が経っていることには首をかしげて「我々の記録なんか、さっさと抜いて行って欲しい」。その翌週は、ツアー最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で松山が今季5勝目なら、ついに自分の記録が塗り替えられることを楽しみに、「ぜひ、もうひとつ勝って欲しい」と、倉本も期待を寄せていたが、残念ながら左手痛のため大会を欠場。

その点では、本人にもちょっぴり心残りな1年となったが、「最優秀新人賞 島田トロフィ」の受賞に、記念のトロフィを手渡した倉本からは、「一生で一度きりの賞だよ!」。
改めて、自らがルーキーイヤーに打ち立てた数々の金字塔を思い返して、感無量だった。

※「最優秀新人賞 島田トロフィ」は、ツアートーナメント出場3年以内、ツアートーナメント通算30競技未満の選手の中で、もっとも優秀な成績を残した選手に贈られる。デビューからわずか16試合と、史上最速(85年以降の記録)の賞金王に輝いた松山には永久シード選手の倉本から記念のトロフィが贈られました。
また株式会社 東洋丹芝園の取締役・澤井喬さまより賞金100万円と、副賞として「最強のサプリメント『楊貴芝』」が(=上)。株式会社デサントの代表取締役社長の石本雅敏さまより、「ランバンスポール カシミヤセーター」が贈られました(=同2番目)。

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