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浅地洋祐が通算11アンダーで単独首位に浮上! <ファイナルクォリファイングトーナメント第4ラウンド>

通算11アンダーで単独首位に立った浅地洋祐
ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)第4ラウンドが12月5日(月)COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース(三重県津市白山町川口6262)のキングコース(7,095ヤード パー72)とクイーンコース(6,996ヤード パー72))の2コースを使用して、208名の選手が参加して行われた。

この日も前日に引き続き、強い風が吹き、各選手を苦しめた。そんな中、前日2位タイにつけていた浅地洋祐がクイーンコースを3バーディ、ノーボギーの3アンダー69で回り、通算11アンダーで首位に立った。2位には1打差で中西直人が追っている。
前日まで首位に立っていた藤本佳則はキングコースを回り、3オーバー75とスコアを落とし、通算6アンダーの8位タイに後退した。
尚、この日までの72ホールを終了した時点で、通算3オーバー291までの87位タイ、99名の選手が決勝ラウンドに進出した。

第1ラウンドが1ボギー、第2ラウンド1ボギー、第3ラウンドと第4ラウンドはノーボギーと4ラウンドでわずか2ボギーしか叩いていない、安定したゴルフを展開しているのが浅地洋祐だ。その安定したゴルフを支えているのが、パッティングだ。この日も1番ホールでアプローチをミスし、奥から7メートルのパーパットが残ったが、これを見事にきめ「流れに乗ることが出来た」。前半はずっとパープレーで、後半に入ってから13,14,17番でバーディを奪い、この日3アンダー69をマークした。

「グリーンをすごく読みきれている」のがパッティング好調の原因だ。また今回キャディを務めているのが、ツアーキャディの進藤大典で、彼のサポートも大きい。「ここは突っ込むのはやめようとか、ここは狙っていこうなどメリハリをつけた」助言をしてくれるので、プレーしやすく「助かってます」という。

第4ラウンドを終了して、ついに首位に立った浅地だが「明日からもいつもと変わらず、しっかり狙っていくところは狙って、守るところは守って、メリハリをつけて」せめていくという。決勝ラウンドからはクイーンコースだけを使用する。彼の場合、他の選手と違い、キングコースでもスコアを伸ばしているので、苦手としているわけではないが、クイーンコースのほうが「気持ちは楽になると思います」

あと残り2日間でどこまでスコアを伸ばせるか、楽しみだ。

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