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<全英オープン初日> 石川遼 『せっかくの全英で諦めるわけにはいかない』

石川も全英オープン初日は午前スタート。
現在、世界ランキング1位で地元イングランド出身のルーク・ドナルドと、人気者のセルヒオ・ガルシアと同組だったこともあり、ギャラリーが鈴なりとなってこの組のプレーを見守った。

全英オープンの初日ということで硬さもあったようで、石川は出だしの1番からつまづいた。
フェアウェイからの第2打をグリーンに乗せることができず、さらにアプローチも失敗してボギー発進。3番、6番、9番でもボギーを叩き、8番についてはダブルボギー。前半だけで6オーバー。しかし石川は、「このままズルズルいかないように。」と自分自身に言い聞かせた。
ドライバーはラウンドを通して「ほぼ完璧。」
世界ランキング1位の選手との差は、明らかにアイアンだった。
「アイアンで球を自由自在に操っているように見えた。自分に足りないのは、明らかにアイアン。それ以外のものは、メジャーでもやれると思えた。アイアンさえ良くなれば戦える。」

「初日の前半で、せっかくの全英オープンを諦めるわけにはいかなかった。明日も、耐えていればチャンスは来ると思うし、5オーバーをこのままキープ出来れば良い結果につながると思うし、そう信じている。」

石川もまた、まずは予選通過を目指す。

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