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Novil Cup 2009

初日からの単独首位をキープ。明日、佐藤えいちが完全優勝にチャレンジする

昨年の経験をいかして、優勝を手にすることが出来るか
4月11日(土)、チャレンジトーナメント開幕戦『Novil Cup』の大会2日目が徳島県阿波市のJクラシックゴルフクラブにて開催され、単独首位でスタートした佐藤えいちが3アンダー・69でラウンド、通算9アンダーまでスコアを伸ばし単独首位を守って最終日を迎えることになった。
1打差の2位には石川遼のライバル候補として期待されている若手実力選手の前粟蔵俊太が、2打差の3位には昨年のチャレンジトーナメント賞金ランキング8位の谷岡達弥が続き、明日の最終日で直接対決することになる。

単独首位からスタートした佐藤えいちが出だしの3ホールで幸先よくバーディを2つ奪うなど、終始安定したプレーで首位を快走した。
単独首位で迎えた2日目も安定したプレーでスコアを伸ばした原動力は、昨年の苦い思い出だった。
佐藤えいちは、昨年、ツアーを主戦場に戦い賞金ランキング77位で惜しくも賞金シードまで手が届かなかった。また、〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシックとカシオワールドオープンでは、予選ラウンドを終えた時点で3位タイ、単独2位につけ、決勝ラウンドの優勝争いの経験も積み重ねた。
シード争い、優勝争いでともに結果を出すことは出来なかったが、その晴れの舞台まで進んだ事実は間違いなかった。その悔しさと自信が間違いなく佐藤えいちを強くしている。ツアーで戦えたのだから、、、

「今の順位はあまり気にしていないです。大切なことは明日の午前が終わった時にどの位置にいるかということ。
優勝争いは昨年ツアーで、ミズノとカシオで経験させてもらっているので。特に意識はしないです。
明日は昨日と今日までと同じようにプレーすること、丁寧にプレーをすることを心がけながらプレーをしていきたいです。
去年、シードをぎりぎりまで戦えたので、チャレンジでは結果を残していかないといけないと思って戦います。」
と明日への思いを語ってくれた。

チャレンジトーナメント開幕戦『Novil Cup』で優勝すれば、チャレンジトーナメント最高賞金の360万円と6月に開催される「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」への出場権が手に入る。また2010年のツアーへの優先出場権獲得に向けても大きく前進する。
果たして、佐藤えいちが完全優勝を達成するのか?それとも逆転となるのか?
明日の最終日の戦いをご注目ください。
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