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Novil Cup 2009

今年のオフは、これまでの何十倍のトレーニングを積んできた・・・前粟蔵、チャレンジ開幕戦を初優勝で飾れるか

日に焼けた肌が重ねてきた練習量を物語っている
今年、ツアーでネクストジェネレーションとして期待される前粟蔵俊太が5アンダー・67の好スコアをマークして単独2位のスタートダッシュをかけた。

「今日の5アンダーというスコアは目標にしていたスコアだったので、満足しています。調子も悪くないし、というか仕上がってきている感じです。今週の目標は1日5アンダーで3日間15アンダーです。
今年の目標は、最低シードをとること。そしてツアーで1勝すること。そのためにもチャレンジで勝って開幕戦に臨みたいし、いいものをもらっていきたい。自分のやってきたテーマがどれだけ出来ているかを確かめたいし、自信にもしたい。
オフのトレーニングのこれまでの何十倍もしてきたし、ただ4日間プレーするだけじゃなくて上位で4日間戦える体造り、連戦でも戦っていける体造りをしてきた。それが初日に良い感じで結果が出てよかったです。
遼もマスターズという世界最高峰の舞台で頑張っているし、はやく良いライバルとして一緒にツアーで戦いたいです。」
と今週、そして今季にかける意気込みを熱く語ってくれた。

鹿島高校在学中にプロ転向するなど、石川遼のライバル候補として注目される前粟蔵だが、昨年は「中日クラウンズ」の最終日にまさかの失格。「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」では5位タイの好成績で決勝ラウンドに進出。いよいよ・・・と期待されたがその後決勝ラウンドに駒を進めることは出来なままシーズンを終えていた。
この経験をいかして、2009年シーズン、前粟蔵がどんな戦いを見せてくれるのか?まずはその第一歩として優勝争いを期待したい

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