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中日クラウンズ 2009

地元勢が発奮!

杉山(左)とアマチュアの飯田さん(右)は地元同士で発奮!! 互いに最高の形で決勝ラウンドに進んだ
この日最終組から3つ前でホールアウトした杉山直也とアマチュアの飯田耕正さんは、和合から車で約35分の愛知県・海部郡蟹江町に在住。
「地元2人が、刺激を受け合って頑張れたと思う」という杉山は、この日67をマークして、通算5アンダーは5位タイ浮上。

飯田さんは、出場アマチュア5人のうちただ一人予選を突破して、ベストアマチュア賞の獲得を確実なものとした。

夕暮れ迫る18番グリーンは、それでもたくさんの地元ファンが2人の雄姿を見守っており、祝福とねぎらいの声援が飛び交った。

杉山は「今日はとにかくパットが良かった」と満面の笑み。
ことごとくチャンスを決め、14番では運にも助けられた。
大きく引っかけたティショットはOBゾーンまで1メートルのところで止まっていた。
パーセーブに「ラッキーでした」と、胸をなで下ろす場面も。

今大会は、91年に師匠の青木功のバッグを担いだ経験があり、その翌年にはデビュー戦を飾った思い出深いトーナメントでもある。
今年はファイナルQTランク20位でツアーに参戦するが、今大会はそのカテゴリーでは出場できず、

本戦をかけた独自の予選会「中日・CBCチャレンジツアー」の資格で参戦している。

本戦前に、師匠には「13番以降をイーブンで回れ」との指令を受けた。
しかし初日の成績で、13番以降にスコアを伸ばしている選手が多いと見て取るや、思い切って作戦を変えた。
「伸ばす気で行こう」。
その気持ちが上昇につながった。

週末も、大勢の地元ファンが駆けつけるだろう。
しかも、今年は50回の記念大会。
しかし、余計な気負いはない。
「このコースは何をやっても難しいから。とにかくフェアウェイを外さずに、しっかりとパットを打つ。普通にやりたい」。
普段着のゴルフで、和合に挑む。



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