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バナH杯KBCオーガスタ 2008

杉山直也がホールインワンを達成

あいにく、自身ツアーで2度目の快挙達成の瞬間は見ていなかった。202ヤードの17番パー3。6番アイアンで打ったティショットはピン筋に飛んでいき、「ああ、いい感じだな」と手応えを感じつつ、腰をかがめてティペッグを拾った。

と、同時に「入った!」とのギャラリーの大歓声。
「1メートル手前から転がったらしいです」と、まるで人ごとのように話した杉山が、むしろ気になったのは背後の看板。

「きっとホールインワン賞があるだろう」と思って振り返ったが、そのホールは対象外。
もちろん、賞金を明記した看板があるわけでもなく「あれ〜って、ちょっと寂しかったですけど(笑)」。
それでも、主催の九州朝日放送と、特別協賛のバナ株式会社と開催コースの芥屋ゴルフ倶楽部より、賞金30万円が贈られることが分って感謝の笑み。

ホールインワン達成は嬉しいが、このイーグルを生かし切れなかったことは残念だ。
この日75は通算6オーバーの57位にとどまって悲鳴をあげた。
「もう、今週はパットが・・・。手が動かないッス! スコア伸ばしたくても入らないッス!」と嘆いた杉山は、ホールアウト後もいよいよ最終日にそなえ、練習グリーンで一心にボールを転がしていた。

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