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関西オープンゴルフ選手権 2009

ディフェンディングチャンピオンは38位タイ

通算イーブンパーは、この日48位タイからスタートした石川遼は、「今日と明日で2桁アンダーにする」。そう気合いを入れてインコースから出ていったが「気を引き締めすぎて、少しのミスにもナーバスになりすぎてしまった」と振り返る。

前半、4つスコアを伸ばしておきながら、折り返しで躓いた。
1番のパー5でボギーを打ってもたついた。「自分で自分の流れを止めてしまった。もう少し、明るくプレーしても良かったかなと思う」と、悔やんだ。

「コースへの警戒心も、強すぎたかもしれない」。
大会が始まる直前に予想したのは「優勝スコアは、2桁アンダーは行かない」というもの。
「そのくらい難しく感じていたくらいでしたから、気持ち的な部分で準備が遅れてしまったのかなと思う。難しいという先入観で、初日のスタートダッシュに乗り遅れた」。

その分、2日目の最終ホールで起死回生のイーグルを奪って執念の予選通過を果たしたが、目指す頂点は、3日目を終えてすでに通算17アンダーと、大きな誤算だ。

首位と14打差とあらば、さすがに連覇には厳しくなってしまったが、2日目はイーグルを含めて6つ。この日3日目は7つと「2日間プレーして、このコースでこれだけバーディが獲れるということに気づいたので、明日はもう少し良いプレーが出来ると信じています」と、話していた。

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