Tournament article

VanaH杯KBCオーガスタ 2009

石川遼は1打及ばず

2位と1打差の通算14アンダーは、単独首位で迎えた最終日は「20アンダーを目指して」スタートしたが、「そんなに甘くはなかった」。初めの目算は、少なくとも1打足りなかった。

連日のバーディ合戦に、「最終日も絶対に誰かが来る」と予想は出来ていた。
伸び悩んだ前日3日目に「今日のゴルフだと明日は絶対に勝てない」と自らにカツを入れ、気合い十分。1番でバーディを奪うなど、前半こそゲームを引っ張ったのだ。

しかし、池田勇太と今野康晴の猛追は、想像以上だった。
揃って63の大量アンダーで、追いつかれた。
2人に並ばれて迎えた13番で、右ラフからの第2打が、右の林へ。そのままボールは忽然と消えた。

制限時間いっぱいまで捜索を続けたが、見つからなかった。
セカンド地点に戻って打ち直し、右手前のラフから1メートルに寄せてボギーを打ったが、「自分ではそれほど悪くはとらえていなくて。最善を尽くしてやることを心がけた。たとえあのボールが木から落ちてきて見つかってもバーディを取れたかは、分かりませんし……」。

それよりも悔しかったのが、最終18番だ。
16番でボギーを打って、首位と2打差。プレーオフ進出のために、絶対にイーグルが欲しい場面で、残り250ヤードの第2打を8メートルにつけながら、これを外した。

しかも、ボールはカップに届かなかった。
「入れなきゃいけない場面。だからこそ悔しい!」。
これまでのツアー通算4勝で、数々の奇跡を起こしてきた石川だが、最終日に66を出しても勝てないこともある。

関連記事