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フジサンケイクラシック 2008

竹本直哉「順調な出足」

やはりこの日も早朝から1番ティで、特大のターフを飛ばしながらフェアウェイキープ。残り140ヤードの第2打を、9番アイアンで手前2メートルにつけた。これを沈めて勢いづいた。

ここ富士桜のグリーンは、アンジュレーションがきつい上に、下り傾斜は超高速。
「奥につけたらもう、1メートルショートしてもいい、という気持ちで打つ」という。
「絶対に“頑張って”打たないこと。打っちゃうと、ひどいことになるから」。
まして練習日から一気に速さを増したグリーンは、「抑えめに、抑えめに打って、ちょうど良いくらいだった」という。

同組の手嶋多一にも「引っ張られた」。
「僕がいいところにつけたら、それより内側につけられる」。
互いに引き立て合って同スコアで並び、好スタートを切った。

シード1年目の今年は開幕から4試合連続で予選落ちするなど良いところがない。
特にパッティングに悩みを抱えていただけに、「今週は順調な出足」と満足そうに、「最近、調子悪いんで初日から良いところにいられると楽しみ」と、声を弾ませた。

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