２００８年の日本プロで７位、２００９年の日本ゴルフツアー選手権で５位と、大舞台で力を発揮していた竹本直哉が６バーディ・ノーボギーの６アンダー・６６をマークして３位タイと好スタートを切った。

昨シーズン、ツアーで賞金ランキング７６位となり、惜しくもシード権を手放してしまった竹本にとって、ツアー復帰を目指すシーズンにしたいところだが、今季、チャレンジトーナメントの３戦目・富士カントリー可児クラブチャレンジカップで９位タイに入ったものの、これまで７試合に出場して予選通過がわずかに２試合・チャレンジトーナメント賞金ランキング８０位と、昨年からの長いトンネルの中から抜け出せないでいた。

「ツアーで戦っていて、ティーショット右も左もダメというセッティングの中で、プレーを続けていたので、自分の一部が壊れていくところあった。
チャレンジで戦うことになった今季、これを良いきかっけと考えて、時間をかけて、なくしたものを取り戻せればと思っていました。最近、兆しが見え始めてきたところでした。」
と語ってくれた。

果たして、兆しは本物なのだろうか？明日、なくしたものを一つでも取り戻し、トンネルを抜け出すきっかけを掴むことが出来るだろうか