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キヤノンオープン 2008

宮本勝昌「今週も、熱いゲームを見せます」

大会前日の8日(水)は朝から大はしゃぎだった。この日は、青木功と同じ組。プロ14年目だが意外なことに、青木とはこれが初ラウンドだったのだ。

青木は本戦には出場しないが、今大会主管の日本ゴルフツアー機構の特別顧問として、ぜひこの新規トーナメントを盛り上げたいと、プロアマ戦に出場。

選手会長の宮本とともに、大会主催のキヤノン株式会社の内田恒二・代表取締役社長の“接待役”としてチームに貢献したのだ。

宮本は、さっそく“初ラウンド”の記念をカメラに収めた。
スタートの1番で、後ろの組の近藤智弘に携帯電話を託して世界のアオキと2ショット。
「さっそく僕のブログで紹介します!」と大喜びだ。

ラウンド中も、目からウロコの連続だった。
「いわゆる今風ではないスイング理論は、ものすごくシンプルで・・・。あぁそうなんだ、スイングプレーンだとか、難しく考えすぎないで、青木さんみたいに上げて下ろせばいいんだ、と。青木さんとのラウンドで、ゴルフ観が一気に変わりました」と、声も弾む。

そして、何よりも感心したのが年齢を感じさせないその立ち振る舞い。
「背筋をピンと伸して歩く姿勢は、とても66歳とは思えない。いつもゴルフを心から愛する気持ちに溢れていて・・・僕も、将来は青木さんみたいなプロゴルファーになりたい」との思いを新たにした。

開幕前日に、刺激に満ちた1日を過ごした選手会長。
この日の興奮そのままに、本戦でも記念すべき第1回大会を大いに盛り上げたいところだが、そちらのほうは心配していない。

近頃の男子ツアーは、20代から30代前半の選手が大活躍で、毎週のように白熱したゲームが繰り広げられている。
まして、アジアと日本共催の国際大会「パインバレー北京オープン」では藤田寛之が勝ち、やはり共催の「アジアパシフィック パナソニックオープン」でも谷原秀人と矢野東が激闘を演じた。

「一時期は外国人選手に、日本ツアーは格下と捉えられていたこともあったけれど。あの2戦で日本人選手のレベルの高さを証明できたと思う。今の男子ツアーは、誰が優勝争いをしても熱いゲームをファンのみなさんにお届けできる。今週も、必ずそうなります」。
力強く太鼓判を押した宮本は、最後に「その中に、自分も加われれば最高ですけどね」と、付け加えた。

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