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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2008

星野英正がボランティアのみなさんに謝辞

普段、めったに笑わない(?!)選手がボランティアのみなさんに満面の笑みで謝辞
どちらかというと、普段はシャイで寡黙な選手だからこそ、珍しく饒舌なスピーチがより強く思いを伝える。今年、参加してくださったボランティアはのべ900人。出場選手を代表してその労をねぎらった星野の、腹の底から振り絞るような力強いチャンピオンのスピーチが、夕暮れ迫る宍戸の森に朗々と響いた。

「みなさんのお力があったからこそ勝てました。これからも精一杯頑張ります。また、お力を貸してください!」。

昨年、一昨年の賞金王の谷口、片山の次の世代を担う最右翼には、その自覚と責任もある。
2003年10月から指導を受ける、コーチの江連忠が主宰するゴルフアカデミーで率先して若手を指導する星野の姿がいつもある。

この日最終日は同組で回った東北福祉大の後輩で、同じ江連門下生の岩田寛が途中、プレーのリズムを崩し、「しっかりしろよ、とつい言いたくなった」とゲキを入れつつ、「今の若手には、焦っても空回りするよと言ってあげたい。僕もデビューしたころは、そうだったから」。

若手の成長を促し励ます一方で、同世代の選手の中でもひとつ頭の抜けた存在として、「自分がトップを走り続けなければという覚悟もある」。
これからは、このツアープレーヤーNO.1のタイトルをいっそうその追い風にする。

  • 一緒に喜びを分かち合い…
  • シャンペンを開けて乾杯!!

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