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三井住友VISA太平洋マスターズ 2008

マスターズチャンピオンは5位タイ

初出場の今大会で日本ツアー初制覇を狙ったトレバー・イメルマンは通算12アンダーの5位タイに「もう少し調子が上がれば優勝できる位置につけられたんだけど・・・」と、結果にはちょっぴり不満げ。

「でもロングゲームもパッティングもあまり良くない中でこの順位なら、全体的にはOKだね」と、最後は笑顔になった。

日本ツアー5戦目は、初めての御殿場コースに「僕が日本でプレーしたゴルフ場の中で一番だと思う」と大絶賛。
「日本の方々も非常に親切で、楽しい1週間が過ごせました。またぜひ来たい」と次の来日を約束して帰国した。

トレバー・イメルマン
1979年12月16日生まれ、南アフリカ・ケープタウン出身。
1999年にプロ転向、その翌年にはヴォダコムプレーヤーズ選手権に優勝し注目を集める。その後ヨーロピアンツアーに参戦。3勝をあげ、2003年のワールドカップはローリー・サバティーニと組んで母国に5回目のトロフィーをもたらした。
米ツアーは2006年から本格参戦。ウエスタンオープンで米ツアー初勝利を挙げてゲーリー・プレーヤー、アーニー・エルスに続く世界に通じる南アフリカ勢として一気に名を売った。
そして今年のマスターズでメジャー初制覇。
南アフリカ勢の優勝は、1978年に大会3勝目をあげたプレーヤーに次いで30年ぶり、史上2人目の快挙だった。
しかも初日から首位を守っての完全優勝。ウッズを3打差で下し、グリーンジャケットに袖を通した28歳は昨年末に横隔膜の腫瘍(しゅよう)摘出の大手術も乗り越えて、メジャー制覇をたぐり寄せたタフガイだ。

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