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ブリヂストンオープン 2008

宮本勝昌が首位スタート

そのとき旬の選手を真似したり、取り入れたりするのが得意な選手だ。今週は、先週2位につけた石川遼。狭いフェアウェイも失敗を恐れず、日本オープンで最後までドライバーを振り抜いた17歳に「感化されちゃって。今週は、俺もドライバーだ、と」。

普段なら、スプーンを握るインスタートの10番も、2番アイアンでティショットを打つ11番、13番も
迷わずドライバーで攻めて「遼くんは、いつもこういう感じでやっているんだ」と、すっかりその気に。

「遼くんは、アドレスからフィニッシュまで止るところがない。それって、実は難しいことなんです。特に左サイドの抜けが素晴らしい」。

石川のイメージをたたき込み、攻めてボギーなしの63。2番パー5は第2打を2.5メートルにつけてイーグルで魅せた。
これまでパー71の設定で8アンダーを記録したことはあるが1日9アンダーは、パー72での自己ベストを更新だ。

「入りまくりだった」というパッティング。出だしの10番は、左5メートルのバーディチャンスだ。
はじめスライス、のちまっすぐというラインは「構えた感じや曲がり幅、出球のスピード。目で見たときの距離感とすべてマッチ。思うとおりに打てた」という。

今週から使いはじめたピンタイプのパターがハマった。
「ツアーステージB−1P」のプロトタイプは宮本とブリヂストンの“コラボレーション”で完成した1本だ。
半年前に、同社から意見を求められて以来、共同開発を重ねてきた。
「僕の考えを、すべて取り入れて作ってもらった」というだけに、手に馴染まないわけがない。

デビュー当時から契約を結ぶ同社主催の今大会はキャディバッグも新調されて、気持ちも高まる。
「いつか、この大会で勝つことが目標ですから」。

3打差3位に丸山茂樹や池田勇太、海老根文博もブリヂストンの契約プロ。
上位にホストプレーヤーがひしめく幕開けに、選手会長の目が輝く。
今季はツアー全体のために奔走してきたが「今週に限っては、ブリヂストンの選手で大会を盛り上げられれば最高です!」。
その牽引役として率先して“看板”を背負い、大会を引っ張っていく。

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