５年連続でツアーのシード権を確保してきたD.チャンドだが、両膝の故障により昨年ツアーでの賞金ランキング８６位と今季のシード権を逃してしまった。昨年のファイナルQTは予選落ちの123位で今季のツアーへの自力出場は絶望的となった。

今季のチャレンジは２試合目のチャンド「今まで痛かった両膝がようやく良くなってきた。これでプレーに集中できるね」と笑顔が戻ってきた。膝の治療のためにチャレンジの試合に出場せず、膝中心のトレーニングとケアに時間を費やしてきた。
スタートの１番でいきなり１５ｍのバーディパットを沈め波に乗るチャンドは、前半のアウトで５バーディ、ノーボギーの３１と完璧なゴルフ。「後半は午後組みだったので風も出てきたし、グリーンも硬くなってきて難しかった」と２つのボギーを叩きながらも３バーディのトータル６６の６アンダーでこの日トップに立った河瀬賢史とともに首位に立った。

「自分の事を応援してくれているみんなの為にもツアーに早く戻らないとね。みんなに元気だよ。待っててね。と伝えてね」と言いながらも「まだ、１日終わったばかりだから・・・。あと２日間優勝目指して頑張ります。」と気を引き締めた。

• 河瀬 賢史