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フジサンケイクラシック 2007

立山光広「ターゲットはハニカミだったから」

アマチュア規定により今回も賞金は受け取れない石川くんを挟んでプロ2人。揃って日枝会長に頭を下げた。
今年のフジサンケイクラシックは2日目に豪雨で中断、3日目は濃霧のためサスペンデッドとなり、54ホールに競技が短縮された。そのため、規定により賞金ランクへの加算は75%となったが主催者のご厚意で、選手たちには全額支払われることに。

嬉しいニュースは18番グリーンで行われた表彰式で、トーナメントゼネラルプロデューサーの戸張捷(とばりしょう)氏の口から発表された。

その瞬間、チャンピオンの谷原秀人と立山光広は、深々と腰を折ってお辞儀。
「ありがとうございます!」。
グリーンサイドでその様子を見守っていた大会主催のフジサンケイグループの日枝久代表に向かって感謝の気持ちをあらわした。

立山は、第2ラウンドで66をマーク。開催コースの富士桜カントリー倶楽部提供のベストスコア賞「富士桜賞」の30万円を受け取るために表彰式に出席。

石川くんが史上最年少優勝を飾った5月のマンシングウェアオープンKSBカップの最終日に同組で回り、快挙達成に貢献した立役者として紹介されて、「はい、あのときは確かに面倒みましたよ。でも、この子は手のかからない子なんでね」と、いつもの“番長節”で笑わせた。

この日最終日は大会カラーのブルーを基調にした衣装をまとい、石川くんのひとつ後ろの組で第3ラウンドを再開。
4日間平均のドライビングディスタンス310.33ヤード(ランク11位)は石川くんにわずか0.5ヤード足りなかったが、スコアの総合力では凌駕して「あのときは結局、露払いになっちゃったけどこれで遼と1勝1敗」と、胸をそらした。

最終18番で長いバーディパットを決めて通算3アンダーは単独4位。
「ターゲットをハニカミ(石川くん)にしていたから、相手が谷原じゃあちょっと小さかったよなあ」と、チャンピオンにわざと憎まれ口でおどけた立山。
石川くんが、立山ともういちど同じ組で回りたがっていたと知って「次は、上に来ないと俺と回れないぞ!」と、有頂天だった。

  • 「あのとき、遼くんの面倒を見たのはこの俺です」とばかりに表彰式に登場した立山
  • 「でも遼くんは手のかからない子だからね」と笑わせた。

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