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フジサンケイクラシック 2010

立山光広が引き続き好調!

先週の「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日は64の大爆発。谷原秀人に1打差まで迫る大活躍。今週もその余韻は続いている。好調の要因は、「適当」と、言い切った。

先週の芥屋ゴルフ倶楽部はツアーで唯一となった、芝目の強い高麗グリーンに
「俺は入れ込む性格だから。真剣にやると、なんでも自分のせいにしてしまう」。
ただでさえ猛暑のラウンドにそれだと、精神的に相当キツイ。

「だから適当にやることにした」と立山。
それで実際に効果をあげたものだから、「やっぱり適当が一番なんだ」と、ますますその気に。

今週の会場は富士桜のグリーンは、スピードがある上に「毎年、ラインが変わる気がする」と、立山は感じている。

「去年はこうだったから、と思って打ったら全然逆だったりするんだから」。
まるで生き物のように姿を変えるグリーンも、やっぱり真剣に向き合ったら怪我をする?!

「そう、だから今週も適当に打つよ」。
この日は特に、13番でそれを実感した。
同伴競技者のうち、5メートルは一番近いチャンスにつけて、他の2人のプレーを待った。

「金も藤島も、俺より遠くから入れてきた。こうなると、やっぱり自分も入れたい気になってしまう」のが人情というものだがここでまた入れ込むと「ろくなことはない」。

ここでもまた「適当」に、「真っ直ぐゴン、と行ったら入っちゃった」と高笑い。
3アンダーは6位タイスタートに味をしめ、「今年はずっと適当で行こう」と、決めた。「適当にやっててもし勝てちゃったら、ラッキーだよね」と、舌を出した。

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